三浦清志と三浦瑠麗夫妻にコロナ給付金約550万円の不正受給疑惑「国がカネをタダでくれるんだから、もらいにいかない手はない」

トライベイはこの少し前、中小企業庁に「家賃支援給付金」を申請していた。新型コロナの蔓延に伴って、売り上げが減った企業を支援するための国の事業である。清志氏は、三井住友銀行麻布支店に設けた同社の普通預金口座に、予定どおり約520万円が入金されたことを確認すると、親指を立ててこう言ったという。

「グッジョブ!(よくやった)」

本誌は今回、複数のトライベイ関係者を取材。彼らの証言から、トライベイが国や自治体が用意した各種コロナ給付金を不正に受けとっていた疑惑をつかんだ。

「操作すればいい」
「給付金を取りにいけ」

清志氏が従業員に指示を飛ばしたのは、’20年10月の初め頃だった。最初に狙いをつけたのが、中小企業庁の「家賃支援給付金」だった。’20年の5月以降、1ヵ月の売り上げが前年同月と比べて50%以上減った企業などを対象に、最大で600万円を支給する制度だ。ただ、’20年10月時点でトライベイはこの条件を満たしていなかった。前年と比べても遜色(そんしょく)ない収入が見込まれていたのである。

清志氏らがこうした議論をしていると、執務室から出てきた瑠麗氏が口を挟んだ。

「売り上げなんて数ヵ月ずらして操作すればいい。バカ正直に計上しなくたっていい」

そのうえで瑠麗氏はこうも言い放った。

「政府なんて、ばらまいてナンボでしょう。国がカネをタダでくれるんだから、もらいにいかない手はない」

三浦夫妻のこれらの指示に基づき、給付金は申請されたとみられる。

https://news.livedoor.com/article/detail/23844409/