持続化給付金など「新型コロナ給付金」をめぐる詐欺で、去年1年間に検挙された少年の数が266人にのぼったことが、警察庁が初めて取りまとめた統計データから明らかになりました。
警察庁によりますと、去年1年間に全国で殺人や強盗、詐欺などの刑法犯として検挙された20歳に満たない少年の数は1万4818人で、2011年以降11年連続で戦後最少を更新しました。
このうち「新型コロナ給付金」に関連した詐欺で検挙された少年の数は、詐欺で検挙された少年全体のおよそ3割にあたる266人にのぼったということです。
初めて警察庁が取りまとめたデータで明らかになったもので、9割以上は持続化給付金をめぐる詐欺で、少年が個人事業主を装うなどし、指南役として暴力団がからむケースもあったということです。
また、所持や密売など大麻にからみ検挙された少年の数は994人と過去最多となっていて、最年少は14歳の中学生でした。
この5年で5倍近くまで増加していて、背景としては▼SNSなどを通じて入手がしやすくなっていること、▼大麻への危険性の認識が薄いこと、などが考えられるということです。
一方、SNSをきっかけに犯罪に巻き込まれた18歳未満の被害児童の数が1812人にのぼったこともわかりました。
このうち殺人や強制性交など重要犯罪の被害に遭った児童は141人で、その6割を占めたのは略取誘拐だったということです。
(10日10:02)
#警察庁 #少年犯罪 #検挙
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